クラカメで遊ぶ。

で、 とうとう買いましたフィルムスキャナー。泣く子もだまる、NO.1メーカー NIKONの、フィルムスキャナーです。ちなみに、ひねくれものなのでNO.1メーカーのものを買う事が僕は殆どありません、なのでとてもめずらしいことなのですが、ちまたの評価で買いました。他社と比べて、高価なのが玉にキズでしたが、スキャンした結果は満足でした。ソフトの使い勝手の悪さが指摘されていますが、今のところ、ごみ取り処理すると、時間がかかる以外はストレスは感じていません。

 で、なんでこんな高価な買物をしたかというと自宅で現像&データー化したかったからでした。ラボで、現像&プリントすると\1000-くらいかかってしまいます。週に最低2本くらい撮りたいと思っていたので、月2000×4=8000になってしまいます。なので、カラーネガ自家現像に最適なナニワカラーキットNという、薬品があるのは、前から知っていたので、それを使って現像と、データー化をするのが、夢だったのです。この場合だと、フィルム現像にかかる費用は、24枚撮りで、一本150円と言う計算になります。プリントはどうせ気に入ったショットをプリントするので、データー化したものから選べば良いと考えました。


 でも、いくら手軽に出来るとはいえ、初期費用と知識は必要です。フィルムスキャナー以外に、現像用のステンレスタンク、ダークバック、液温計、等1万円程は余分にかかりました。と言う事は初期費用に7万円ほどと考えると一年は元を取る為に、週二本はノルマみたいなものです。そこまで金をかける意味があるのかどうかは別問題として現像は楽しい作業です。
 しかし、こんなに疲れるというか、神経を使うとは思いませんでした。この2週間くらいで14本くらい現像したので、こつはつかめましたが、30℃という温度設定や、ダークバックでのフィルム装填などは、神経をとぎすまさなければ出来ない作業です。ある夜は夜中の12時くらいから3本程、現像したのですが、その後目が冴えて眠れませんでした。眠る為に、大量の酒を必要とした程。

 で、まずは、今日は、LOMOグラフィ的な写真も撮ろうと思えばとれる、写りも素晴らしい、30年以上前のコンパクトカメラ Rollie 35で撮った写真です。ファインダーではピントを合わせることが出来ず、レンズに距離計がついているだけですが、絞りを8から11の間にして、2mくらいに距離を設定すると、だいたいで適当に写ります。それが思わぬシャープさと雰囲気で、一度ハマると手放せなくなります。しかもとても小さくコンパクトなので、一眼レフと一緒に持って行っても全く邪魔になりません。
 僕のは色ノリが独特と言われている、ゾナータイプのもので、LEDで露出が出るタイプなのですが、買ったときから殆ど電池切れで電池もどこで売っているのかわからないタイプなので、切れたまま露出も完全に適当な勘なのですが使っています。でも、大体写っています。ちょっとしたスナップに最適な35mmからなのでしょうか人物は難しいけれど、近影の物は綺麗に写ります。


この写真は、去年の5月に、行った高松の北浜alleyというところの写真です。完全遮光したケース(無印の生ゴミ入れ用の密閉ゴミ箱、安いけどカメラ入れになる)の中に入れていたので、フィルムは無事でしたが、色の変化がある様な気がします。この、色調整というのがくせ者で、デジカメの時も実は苦手だったのですが、頑張ってみました。

光と感じが良いので撮りました。


錆びたトタン好きです。露出が適当なので色は変な感じになってしまいました。

このカメラの好きな所、見た目より感じが違って撮れる。

僕のフォトライフで、クラカメで撮った写真を公開していくのでよろしくです。