ジェシ・デイビスの世界
訳あって、ブルースロックのようなものを聴いています。
今更、僕が言う事ではないですが、ブルースは非常に様式的なものが多くて、5枚くらい続けて聴くと、一つの形式しかないのではないかと、錯覚してしまいそうになります。でも、このように形式的なものが今も形を変えながら残っているかというと、ブルースという存在が自由度の高い普遍的な音楽ジャンルとして、色々な人の概知の音として存在するから、今もブルースロックという様式的なものが無くてもブルースは存在すると思うのです。つまり、10数年前にルーツなどと言ったりして、ブルースが自分のルーツのように言う、(実際は70sロックを聴いて概知にしていただけ)純粋なブルースを追い求めたり、勝手な意味付けをしなくても、しっかりポピュラーミュージックを聴いていたら刷り込みをうけているのかもなと思ったのです。聴いているうちに「もう、70sブルースロック聴かなくてもいいかな?」と、レコードとCDの整理をしていたら、ジェシ・デイビスのCDがあったので、久しぶりに聴きました。
- アーティスト: ジェシ・デイヴィス
- 出版社/メーカー: イーストウエスト・ジャパン
- 発売日: 1998/03/25
- メディア: CD
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