普 普 遍 賢 テュペロ・ハニー
単に普遍 普賢を 分解してみただけですが、ヴァン・モリソンの音楽を聴いていると、何か梵語をくり返し唱える様な「のーまくさんまんだーぼだなんばく」とか、「おんからみたていぜいからうん」みたいに、腑にスッと入り込む感じがします。
Shiroppさんや、屋根の猫に教えてもらった時に、たまたま、ポイントが1000円程、貯まっていて、そのまま、アマゾンで買ってしまいました。お二人に感謝 感謝。
聴き易い感じなのですが、サザンソウルの趣と、カントリーや、ジャズであったりして、音楽のバリエーションをうまく使い分けながら、スピリチュアルなボーカルの印象が消える事はありません。
エリック・ドルフィーの言葉「音楽はそこにあるのに消え去ってつかめないもの」は演奏する側の真理ですが、このアルバムを聴くものにとっては、その言葉は翻って、「音楽はそこにあり消え去らないもの」という存在の確証のようにも思えるのです。
名盤でした。