恋は五・七・五

最近俳句にハマりかけなのはこの映画を見たせいです。


 松山の近くに住んでいるんですが、未だ、俳句甲子園も見ていませんし、それどころか子規記念館すら行った事ないという、郷土を愛さない人間ですが。
この映画見て反省しました。


クラスになじめない(日本になじまない)帰国子女、ポッチャリ系のチアガール部の女の子、(気持ち悪いというクレームでクビになります)ウクレレ命の女の子(帰国子女に憧れてしまいます)万年補欠の俳句好き夏の終わった野球少年(伊藤園のペットボトル俳句に入選したことありません)そして、煙草を吸う斜に構えた青年と少年の狭間にいる写真部の男の子(帰国子女に恋します)彼らが、明らかにいけてなさそうな、杉本哲太扮する高校教師と、俳句甲子園を目指します。そして、それぞれの恋の行方は?


青春映画ですが、彼らの優等生ではない少しズレている感じがとても文化部っぽくて、良かったです。そして、彼らの詠む俳句の清々しさと若さ。主人公が、同級生に「俳句はポップなんだ」と、やけくそで言うシーンがありますが、この映画を見ると、本当にポップな感じがします。みんな気軽に詠もうと言う感じです。


道後の去年の夏に写真に撮った神社や、松山城なんかが、出て来てローカルな楽しみ方も出来ました。結構良いとこ住んでんだななんて思ったりして。