XTC

 今日は、会社です。待遇は全然公務員並みではないのに、強要する部分はしっかり公務員並みなうちの会社は皆出勤です。「ばかみたい」ということで、今日は朝霧がかかっていました。僕は朝霧が好きです。なんか、北ヨーロッパみたいな雰囲気と匂いを感じる事が出来るからです。それで霧がかかったり雨が降ると、どうしても英国ロックです。で、日本の方もファンが多いXTCを出勤しながら聴きました。というか家のMP3プレーヤーがランダム設定になっていたので、勝手にかかっただけのことですが。それと、十数年来の友人がXTCのファンで、僕のブログを見ているみたいなので大サービスのつもり?です。

Oranges & Lemons

Oranges & Lemons

 今日は、Scarecrow People を聴きました。この曲、昔は気がつかなかったけれど、とってもアメリカーナ(今風なカントリーロック)です。ギターも、テレキャスのピキペケとした音で格好良いです。そして、コード進行は?といつも思うグレイトフル・デッドのフィル・レッシュや実はとってもコピー不能な、旧ストーンズビル・ワイマンみたいに、世界的にもとってもオリジナルなコリンのベースが、いきなし、僕をどこか別の場所に連れて行ってくれます。英国なら良いですが、もしかして、ゆうこりんのコリン星?とか考えてしまいました。しかし、この曲、メロがなんかめちゃ強引なのに曲になるのが、凄い。力技ですな。
 Scarecrow People とは、案山子の人々という意味ですが、持ってるのが輸入盤なので、歌詞の詳細はわかりませんが、政治的にも個人的にも何もしない人々という意味なのでしょう。でも、昨今のナショナルな言説にうんざりな僕は、案山子な人々のイメージがそれほど悪くないように思えました。彼奴らは勝手にしておきましょう。無視無視。あの人達、「教育が悪い」と連呼しますが、その教育を受けた僕たちに納得のいく何かを示唆してくれる事はありません。それとも、僕たちが受けた教育を全否定するつもりなのでしょうか?それなら何故、あの時に、そんな教育は無意味だと言わなかったのでしょう。こちとらは、受験、受験と言われ、むかつく先公に反抗もせず、学歴社会を社会に入る前から体験させられたのに。
それとも、「そういう教育が悪いから、俺たちが直すのだ」と思っているのでしょうか?それも古くさく、うざい大日本帝国憲法で、いいかげんにしてほしいです。「昔に返れ」といわれてもなんのことやらさっぱりです。
というわけで、近い将来この日記を見られて、あのカワイイ子供達や家族共々拷問にあい、無理矢理転向させらるかもしれないので、とりあえずヤメです。案山子の人々でいましょう。