幌から、手が20本

今日、相変わらずのアル中の僕がお酒を買い出しに行き店の前で車から降りると、スーと幌付きの2トントラックが目の前を通り過ぎました。何となく見たのですが、緑色のよくある幌の下の方と荷台のアオリの間から、沢山の白い手のようなものが見えたのです。何?と思って良く見ると、その荷台に人間が多数乗っていて幌が飛ばないように下から押さえている様なのです。なんか説明しにくいですが、医者が手術の前手袋をはめてもらう様な。甲を前にして、指を上にするような格好で、それが白く20本ぐらい出ていました。「ヒエー」と思ったのですが、後ろからは見えなくなっていて、それ以上のことはわかりませんでした。バスとか雇えないので、トラックに人間を積んだ?外国人労働者を不法に就労させていて、彼らをたこ壷に運んで行く途中?とかいろいろ考えました。

聖なる館

聖なる館

 
 そんな、恐怖体験?をしましたが、音楽は関係ありません。FENでかかっていたのでレッド・ツェッペリンの聖なる館です。ボンゾのドラムがいまいち全開でないので、そう意味では地味なアルバムですが、サウンドは素晴らしい。今迄のミクスチャー的感覚がチャンプルーされて、消化され止揚されていて、ハードロックの名盤というより、ブリティッシュロックの名盤になっています。雨が降る今日にぴったりです。日本でより海外で人気があるみたいで、良くFENで聴きます。"NO QUARTER"はロッククラシックの名曲になっているみたいですね。ジョン・ポール・ジョーンズのエレピが、輝く夜の星座のようです。