ガレージパンクのスイッチ LOVE

  明日からは、帰省するのでブログは休止です。iBookの12-inchをメインで使っているので、持って行っても良いですが、実家はいまだにアナログ回線なので使う気になりません。たまに、パソコンから離れて自然の中で過ごしてみるのも良いでしょう。
 
Forever Changes
なので、ガレージパンク特集も、少し休止。小さなバカンスにも合いそうなLOVEです。ガレージパンクのサージェント・ペパーズと呼ばれる、ポップ・ロックの傑作ですが、時々出て来る割と暴力的な、サウンドエレキギターが好きです。こんなに、面白いガレージパンクのアルバムの数々を「B級ロックじゃん」と聴かないのは、あまりにもったいないといつも思うのですが、そんな人に是非おすすめ、曲が素晴らしい。リリカルな旋律を奏でるストリングスが美しく、アーサー・リーの繊細なボーカルが、「そんな世界は本当にあるんだよ」と、ラブとピースを唄います。
 この頃の、いわゆる西海岸のロックグループには、何故か、非ロック的ポピュラーミュージックの唄い方をするボーカリストが多いと思いませんか?アーサー・リーもそう、賛否両論あるとは思いますが、ジム・モリソンも、ロックンロールの唄い方ではありません。高校生の頃、ジャファーソン・エアプレインを聴いて、どうしてもロックに聴こえなくて「そんなものなのかな」と思った記憶があります。この事については、休み明けに考察。
 この、アルバム隠れた名作として知られていますが、ブリティッシュロックのようにストリングスがもしメロトロンだったら、きっと、プログレの傑作としてあがめられていたと思うのです。