「野球」と名付けたのは、正岡子規というのはガセ どうするの愛媛県庁と松山市?

 基本的に、時事ネタは書かないのですが、今日のトリビアは、ちょっとびっくり、ていうか、県民皆が信じていたので、いくら基本的にお上に逆らわない県民性を持つこの愛媛県でも、明日、愛媛県庁、松山市、子規記念館、に抗議の電話が殺到するのではないでしょうか。文化都市松山を自認しているこの県のローカルなテレビCM、ローカルFM局のCMでも、「野球を名付けた正岡子規」「野球が好きだった正岡子規」「野球用語を生みだした正岡子規」というイメージを本当に広く流布していて、誰もがそうなんだと信じていました。
 それが、全く別の人だったとは、確かに遥かに昔、正岡子規の本名「のぼる」が「野ボール」だという事は知っていたような気がしますが、全くのガセというのは結構衝撃でした。
 というか誰が流布したのか、知りたい気もします。この「うそつき」
 でも、正岡子規の活躍した明治時代、俳句コミュニティーが松山に存在したのは事実ですし、正岡子規の俳句の素晴らしさは変るものではありません。文化人とかが時々、「松山には俳句コミュニティーがあって、クオリティの高い俳句を作っていたのに、今は全く存在しない」とかわざわざ教えてくれるのですが。
 松山や愛媛の若い高校生が、俳句選手権や詩のボクシングに沢山挑戦してくれて、また、似非ではない(公共工事、都市開発に結びつかない)本当の文化都市松山になるよう願うだけです。
 でも、今日初めて見たのですが、Wikipedia では、ちゃんとした解説でした。僕が知らなかっただけか?
 Wikipedia 正岡子規