フランク・ザッパな気分 GRAND WAZOO

 9月も終わりの日ですが、9月には、フランク・ザッパを聴くのが好きです。音と9月という季節に感じる空気が、何か似通った感じがするのです。フランク・ザッパとしては、2枚目に買ったアルバムですが、フランク・ザッパの音楽家としての、スゴさを知ったアルバムでもあります。「ジャズなり」なアルバムですが、ジャズロックな、つまりは、ジャズ的だけど最終的にはロックな、最高のアルバムです。「うーん賛辞しか出ないな。」
 とっても頭的な、言葉にし易いアーティストみたいに思われていますが、マニアックな事を書かなければ記事にならないので、僕には、フランク・ザッパはすらすらと書く事が出来ない人の一人です。
 バンドのアンサンブルのスゴさもさることながら、ザッパ始め、個々のメンバーの演奏がスゴすぎ、マザーズ在籍の、ドラマー、アインズレー・ダンバーのドラムもめまいが起こる程です。歴代のザッパのドラマーの中では一番好き。こういう、手数が多くて唄えるドラマーが好きなんだよね。短めのアルバムなので、結局2回聴きました。

Grand Wazoo