ジビエ料理に挑戦 猪のシチュー と サンテミリオンのワイン

 正月に実家から帰る時に、母が「猪肉持って帰らない?」と聞くので喜んで持って帰りました。父の職業柄、子供の時から、食べる機会の多かった肉ですが、猪肉にあまり良いイメージはもっていませんでした。多くの人が言う様に「固くて、毛がついたままになっている」というモノが多かったからです。でも、もらった肉は、写真のように

きれいな豚のバラ肉と同じのように見えましたので、喜んだのでした。それを冷凍していたのですが、今日使ってみることにしたのです。


  • 猪肉のシチュー
    • 材料 猪肉500g トマト小5個 オリーブの塩漬け ニンニク1かけ 玉ねぎ大1個 オリーブオイル パプリカ小匙2 タイム少々 赤ワイン1カップ
      • フライパンでニンニクの芽をとり除いたものをオリーブオイルで香りを出し、玉ねぎをスライスしたものをじっくり炒めます。それを鍋に移し、そのままフライパンで塩コショウした一口大に切った猪肉を強火でしっかりとソテーします。赤ワインでフランベします。(サンテミリオンの1級畑のワインだったので、もったいないので実は赤ワインは50cc程度、安日本酒が150cc入っています。)それを鍋に移したら、湯剥きしたトマト、オリーブを入れスパイスで味付けしたら、弱火でじっくり1時間以上煮ます。トマトと酒だけで煮るので、あくは最初に出て来るものだけ掬えばそれで良いです。それで完成。
  • ブラウンマッシュルームのリゾット ユリ根添え
    • 完全な思いつきで作ったリゾット。猪に優しい味のリゾットがあいそうだったので、本当は栗のリゾットを作るつもりでしたが、この季節に、栗なんか甘栗か甘露煮しかありません。なので、僕の好物のとてもきれいなブラウンマッシュルームがあったのでそれを使い、栗みたいな味わいということで、おせちにもよく使う、ユリ根の甘さが栗に似てるかもと思い、使いました。

  • シャトー グラン ノーヴ サンテミリオン地区
    • 猪肉は良いバラ肉だったので、柔らかくて野性味がありそれにサンテミリオンととても良くあいます。本当はスパイシーなピノロワールのブルゴーニュでも良かったのかもしれませんが、スパイシーな味より、サンテミリオンの優しくとも、強い味わいが最高でした。(ブルゴーニュ高いしね)しかも混ぜ物も全くない良い作りのワインで、全く悪酔いしませんでした。しかも1000円代完全にお気に入りになりました。

 洗い物も出来。ほとんどしらふの状態でブログも書く事が出来ます。


 ジビエ料理なんて滅多に出来ませんが、実は僕の住んでいる県、猟は盛んで、猪肉、キジ肉、南のほうの山奥では、なんと鹿肉がとれます。ジビエで無いのはウサギぐらいで、恵まれていると言えばめぐまれています。なので、これからジビエ料理に年に数回程度でしょうが挑戦してみようかな。お金があればの話だけど。