ジャケと音楽の違いが絶妙? 地獄のロックライダー

 今日も、レコード聴きまくっています。5枚くらい聴いたかな?アル・クーパーのスーパセッションに、イアン・デューリーの Do it yourself Nazz の3rd に ニューヨークドールズの 編集もの Night of the living dolls そして、今はミートローフの「地獄のロックライダー」がターンテーブルに乗っています。相変わらず、米英入り交じりのめちゃめちゃですが、適当に選んだので全く意識してなかったのですが、トッド参加かプロデュース作品が3枚もある。
 今日はトッド・ラングレン日和。
 なので、今日は僕的には大盤振る舞いの3枚紹介。どれもロック的にイケてるのでおすすめです。

時々、リズムセクションが乱れるので、レコードプレイヤーまたおかしくなったのかと、思ったりもしますが、カッコいいので、どうでも良いか。パンクは門外漢なので、精密にコメントできませんが、しかし、自分なりのロックンロールをしようとしただけで、クラッシュやピストルズのように、独特の退廃的な感じが出るのがカッコイイ演奏の巧さとかはどうでも良く。とりあえずこの頽廃ロックにハマりマクり。
 Personality Crisis やLooking for kiss はトッドがプロデュースしていると言う事ですが、特に影響は見られません。既にオリジナルだったんだね、このバンド。
 この編集盤のリンクないので、
 New York Dolls

  • ナッズ Nazz Ⅲ

 オリジナルは多分目が飛び出る程高いと思うので、買えません。なので、ライノの再発レコードですけど再発でも高知の中古レコード店で見つけた時は嬉しかったな。そう言えば、ガレージパンクものを再発でも高くても無理してレコードで買うという行為を最近していないな。レコードプレイヤー治った事だし、「頑張れオレ」
 そんなことはどうでも良いんですが、このアルバム、フォークロック的でもあり、ガレージパンク的でもあり、そして、トッドの好きな、ブリティッシュ・インヴェイジョン(やっと、Wikipediaのおかげで正式な表記出来ました)の影響もあり、それが、シンガーソングライターとしての資質を持ったトッドの手にかかってロックあり、ポップ有りで万華鏡のよう。
 何故か、全く取り上げられないアルバムですが、僕の中では名作になっています。ガレージ特有の、ブラスや、バイブラフォンやいろんな楽器を取り入れていてそれも成功しています。この頃から、コンポーザーとしてトッドは完成されていたんだな。いや、ほんま最高です。
Nazz III

  • ミートローフ 地獄のロックライダー

 この、ジャケに騙されて、ハード&メタルとして買った人何万人くらいいるのかな?ジャケと音楽の相違が絶妙な感じがして好きです。(邦題も微妙?)ジャケから想像して買った人は、内容の伊藤かずえや昔大ファンだった伊藤麻衣子(古るー)とかが出てきそうな感じがする大映テレビドラマの熱い青春を連想する様な音楽に戸惑っただろうな。ある意味、スプリングスティーンウォーレン・ジヴォンも連想します。両者好きなので、実はこのアルバム結構好きだったりして。そう言えば、ブリティッシュ正統ハードの系譜じゃないアメリカのメタルバンドは、結構この手の音楽性を持っていると思いますが、思い過ごしかな?ジョン・ボン・ジョビのスプリングスティーンへの傾倒は有名だし。
 でも、僕はメタルはとりあえず拒否する人なので、このアルバムは、トッドのプロデュースということで買いました。1曲目のギターは絶対トッドでしょう。この1曲の為に、ファンは買っちゃうのね。
 でも、トッドのギターってそれこそNazzの時から、あの粘っこい感じや、特徴的なアーミング今でも全く変らないんだけど、(インターネット配信になっても、ギターだけは音もフレーズも全く変らなかった)ハマると抜けられなくなります。達者というより、変らないと言う所が好きなんだよね。ニールヤングもそう。これからはトッドのギタリストとしての魅力ももっと書こう。

Bat Out of Hell