ポップで、ロックンロールな加減が最高、SQUEEZE

 昔は、スティングのザ・ポリスに肩を並べると言われた?ほど、人気だった、バンドですが、今は知っている人だけの世界になっているのが少し残念な気もしますが、このアルバム、僕的にポップ度は、5点中、4.87点くらいの評価(オリンピックだと上位入賞します)
 こういう、イギリス80sポップ・ニューウェーブは、何故かレコで買いたくなるのですが、(単に安いからだけど)でも、時々こういうポップ度満開のレコードに出会えると中古レコードめぐりも楽しくなります。
 サウンドは80sポップ的ですがこのバンドの魅力はどんな風に演奏してても、古き良きロックンロールを彷彿とさせる、ノスタルジックな感じを失っておらず、それが今聴いても逆に古びない輝きを持っていると思うのです。ニック・ロウなんかもいつもそれを感じます。そういう、バンドがイギリスから良く出るのが不思議ではありますが、逆に海を越えた人達の、ロックンロール蒐集への情熱の方が、本場のスゴさよりも、僕等も海を越えた人間であるという事実からして、なじみ易いものかもしれません。
 実は、今日は色々とムカつく事が多く、カリカリキリリと精神が軋んでいたのですが、SQUEEZEのポップ直球勝負みたいな、甘くて切ないメロディでだいぶ溶けました。
そういう気分の時の特効薬になりそう。
East Side Story