ジャケ買い、エドガー・ウィンター・グループ

 レコ大好きですが、中身重視なので、ジャケ買いというのは、そんなにした記憶が無かったりします。そんな、僕でも2〜3年に1回くらいは、ジャケ買いしてしまうことがあります。

 このレコードは去年買ったアルバムですが、シャカシャカレコードをめくっていた時に、安かったのでつい手が止まってしまいそのまま購入したアルバムです。
 ジャケが、なんか僕的にはじけてる風な感じ(ボーボボみたいに弾けすぎていない)がして、『まあ買ってみるべか』という軽い感じだったのですが、しかも数ヶ月後になって聴いたりしたのですが、これが、なかなかポップとしても、ロックとしてもイケています。
 ジョニー・ウィンターの高名からか、今迄音すら聴いた事のなかった弟君の音楽ですが、ポップあり、ハードロックあり、自分流のファンクありと、全く飽きません。
 音も、コンプがうまく効いてて、音のテンションも高く、リック・デリンジャーのプロデュースがナカナカです。それに、このバンドの演奏力のスゴさ。B-3Qeen of my dreamsのZEP度は本物でっせ、兄さん。
  逆に器用すぎて、評価されなかったのでしょうか?最後の曲の、サイケとプログレとハードロックがごちゃ混ぜになったような(同源の可能性有りだけど)のめまぐるしさもスゴい。
 僕的には、一聴の価値有りだと思います。聴くとハマってしまうので、昨日と同じように2回ローテーションしてしまいました。
 Shock Treatmentというアルバムタイトルは、どう訳して良いのかわからないのですが、ショックで癒される感じが何となくわかるようなわからないような70sのベタロックの微妙さが、好きだったりもします。
 しかし、このジャケのパンタロンとロンドンブーツ(ぎゃはは、この言い方、ふるー)が、カッコイイと思ってしまう、僕の70s感覚はどうなんでしょう?(そう言えば、最近流行なんか完全無視で、ジーンズもコーディロイパンツも脚長ブーツカットしか履かないしな。うーんヤバいかも)

Shock Treatment