ミック・ロンソンのギターサウンド

 雨の季節にブリティッシュロックを聴くのは全世界共通じゃないかと一人思っています。
 そんな、独り言の似合うアルバムがこれです。
 実は、本家のデビッド・ボウイは昔から苦手です。
 でも、ギターサウンドはとても好きだったので、ミック・ロンソンを一人寂しく聴くのが、雨上がりの静かな夜に最適です。
 憂いを帯びたような、レスポールサウンドナチュラルなオーバードライブ素晴らしい中音域に痺れます。彼がミックス、プロデュースしたサウンドも最高です。冒頭にプレスリーのラブミー・テンダーのカバ−があるのですが、その独特の世界観は唯一無比。ピアノが入るのですが、70sの叙情性と独特なサイケ感。素晴らしいブリティッシュロックになっています。

うーん、これだからブリティッシュロックはやめられまへんな。


スローター・オン・10th・アベニュー(紙ジャケット仕様)