のだめカンタービレ ベートーヴェン 交響曲 第7番
今日の、のだめカンタービレもとっても面白く、のだめちゃんが成長していく、予兆があって、来週も楽しみな展開になりそう。
ラフマリノフのピアノコンチェルト知らなくても、このドラマは音楽の勉強になるので、ブラスバンドに入っている僕の息子にも見せています。レベルの高い音楽でも、最後の基本は音楽を如何に真剣にそして、楽しむ事ができるか、という根本的なところに行き着くので、音楽は素晴らしいものなんだということを感じてくれたらなと思います。
僕は、中学生の頃にクラシック音楽からロックへ移っていった人間なので、偉そうなことは言えないのですが、クラシックのなかは今でも好きな曲はあります。ショパンの英雄ポロネーズは、NHKのドラマで「ザ・商社」というのがあって、それで見ていて好きになりました。実はとっても大人な内容のドラマを小6で見ていたのは未だに何故か疑問なんですが、夏目雅子さんの迫真の演技と、山崎努のカッコ良さを今でも覚えています。
そんな感じで、クラシックと映画やテレビは僕の中では良く結びつきます。マーラーの交響曲第5番はビスコンティの映画の中で使われあまりにも有名ですが、あの耽美的な美しさは忘れる事が出来ないでしょう。
そして、こののだめカンタービレで知った、ベートーヴェン 交響曲 第7番
ベートーヴェンの中では、5番の運命や3番田園、6番英雄、9番合唱などニックネームがついていないので、イマイチ有名ではないそうですが、全編にわかり易いリズムと、完成された構成とメロディと、ある種のドイツ的な高揚感があり、ベートーヴェンの絶頂期に作られ、不評や理解されない彼の交響曲の中では、初演から受けたと言われているめずらしいものなのだそうです、一説には、モーゼルワインが好きなベートーヴェンが飲みまくって酔っぱらいながら書いたのではないかと言われている、楽しい交響曲です。
今日、仕事の車の中でこの曲をFMで聴いていても立ってもいられない気持ちになり、仕事帰りに、中古レコード店やブクオフで探しまくりました。
どうせなら、有名指揮者と有名オーケストラということで、CDでは7番は無かったので、レコードで入手。
ウィーン・フィルハーモニーと指揮はカール・ベームです。いやー俺でも知ってるという有名すぎる人達の、1972年の録音。
スゴいです。クラシックの神髄聴いてしまったような気分になれます。
ほぼ、25年ぶりくらいでクラシックのレコード買いました。700円と安かったけどね。