棚からひとつかみ ウォーレン・ジヴォンの誠

Excitable Boy

 こういう事は、最悪の考え方だとわかっていながら、人が信じられなくなったり、行動を見てやっぱりと思う事が、あります。今日もそうでした。そんなとき、このアルバムを聴くと、嘘が全くない、(でも嘘が無い事と、熱いという事は同義ではない)誠実な音楽ということが、伝わってきて、なんか僕なんかが聴いていると恥ずかしくなりそうですが、時々世俗の事を考えるとき聴いているのです。消え入りたいと思う時にも少しだけ元気になれる気がするので、いわゆるリハビリアルバムの一つです。でも地味というかとっかかりが少ないので、好きになるのに、少なくとも6回は聴きました。おかげで今は大好き。高校生の頃みたいに、わかる迄聴くという行為をしなくなって、久しいですが、ちょっとでも気になるアルバムなら、わかるまで何度でも聴く心は失ってはいけないんだね。(ちょっとだけまじめ)