ちょっとだけファンク特集 ファンクは海を越えて SPECIAL AKA

 なんか、バイオリズムが悪くて、その悪さを変える為にファンクを聴いていたのですが、海を越えたブリティッシュものが無いかななんて考えていて、CDの棚を見ていたら、やっぱりこれだよなと思ったCDがあったので、今日はこれを紹介。
 1984年のアルバムですが、スペシャルズのことはよく知っていても、このアルバムはCDで復刻されるまで実はよく知りませんでした。最初に聴いたときは、ガリアーノやブランニューへビーズもすでに過去のモノになっていましたが、このアルバムが、発祥の地なんだなということに納得しまくりでした。
 ブリティッシュロックは、ある意味形から入るという日本の洋楽よりの邦楽と違い、形ではなく、サウンドつまり音から入るという側面があると思っているので、アメリカのファンクがこのような形でイギリスでレコードに刻まれたというのは、オリジナル・ファンクへの返礼というより、サウンドを取り入れる事によって、ファンクの渦に巻き込まれ、いろんな音楽を吸収して、アフリカ的であったり、このバンドの全身であるスカであったりして、いろんなモノを飲み込んでいった結果、独自の音が作られていったのだと思うのです。
 そして、これがオリジナルになり、ブリティッシュのファンクは、永劫回帰的に時々出現するのでは無いでしょうか?
 「ファンクの永劫回帰説」うーん我ながらかな?

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