真似してー。バーナード・パーディの「ドッド・ッズチャー ズチャー ズチャー」

 ファンク特集も、あと3枚、個人的には、スゴく名残惜しい気もしますが、また書けばいいので、まあ良いか?
 無く子もだまるほど、有名かつ、ブラックミュージックを聴くものにとって、マストアイテムな一枚ですが、何回聴いたかわからん程ですが、やっぱり、メンフィス・ソウル・ステューの、バーナード・パーディのドラムはスゴい(スゴい使い過ぎ!)なんか、止まらない機関車のように、タイム感と、グルーブがスゴくて、ドラムと一緒に首や腰を振ってしまいます。 
 1971年のアルバムですが、その後のブラックミュージックのみならず、スタジオミュージシャンのドラムのリズムやフィルを決定づけてしまったほどの影響力がありました。一個一個の音も、びしっと鳴りまくっていて、特にバスドラが、なんでこんなに正確で速いんだろう。ドラムだけで聴けてしまいます。
 それに、キング・カーティスのサックスのカッコイイこと、この人も過小評価されていますが、実はスティーブ・ライヒに、ミニマルミュージックのヒントを与えたという、ブラックミュージックの最重要人物なのです。
 「とりあえず、聴け」とたまに強制したくなるライブアルバムの一つ。

ライヴ・アット・フィルモア・ウェスト