まんまのタイトルだけど、ジェームス・ブラウン ファンキー・ドラマー

 一昨日のブログやその他の日のブログにも友人にコメントもらったのですが、この曲も昔、しつこく聴かせたような気がします。本当にびっくりした曲で、ファンクというものをこの曲で本当に知った気がします。やっぱり、ファンクというと、JBになってしまうのですが、この曲のJB,sのドラマー Clyde stubblefield の、ドラムは、まさにレアグルーブで、ドラムが曲を作っていると言っても過言ではないほど、グルーブたっぷりで、なんというか表現してもし足りないようなドラムなのですが、バスドラのリズムスネアのを叩くスティックのテクニック、正確なハイハットのリズム、それら全てが、グルーブに合わせて強弱を付けて、メイシオ・パーカーのサックス、フレッド・ウェズリーのトロンボーン、ミニマルにくり返すギター、そして、JBのクールに抑制された、ボーカルのようなかけ声、時々他のメンバーのかけ声のようなモノが入るのですが「クチャー クチャー」というような、かけ声まで、グルーブに溢れていて、まさに、ファンクの神髄という感じで、1970年の曲ですが、ある意味、ラップやヒップホップまでも、そこに出現していたのでは無いかと思える。今聴いても先進的な曲です。JBは、パブリックなイメージでは、ハチャメチャでボス的な(ある意味親分的)存在として語られ過ぎな気がするのですが、音楽的な功績は本当にスゴいものがあります。マイルスと同様、ブラックミュージックの最前線として、共時的に、音楽を牽引していった一人だと思うのです。
 今日は、ボックスセットからの紹介ですが、数少ないボックスセットの中でもこれは宝物。一家に1セット的アルバムですね。?

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