ジョンスペでも１０年前

　今日は、子供達が冬休みに入り妻の実家に妻と子供達が帰っているので、独りで過ごしています。そんな時は、世の中のお父さん達は、独りで飲みに出かけたり、女の人のいる所へ出かけたりするのですが、お酒は大好きだけど、外に行かなければ飲めないというタイプでは全くないので、家で独りで御飯作って、お酒飲んで、静かに本読んだり、CD聴きまくったりするのが常です。とことん安上がりな男ですが、そういう時に沢山音楽や本に発見があります。

　御飯を作っていると、ノリノリで作った方が良いので、大音量で聴こうと久しぶりにジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンです。１０年前のCDですが、イケてます。
　ちなみにこのCD、フリマで５０円で仕入れました。CDせどりは全くうまくいかないのですが。（買ったCDが在庫になる。つまり気にいって、手もとに置いてしまい売らなくなるという悪循環？）大音量で聴くと、盛り上がります。良く言われるようにジョン・スペはシンプルでネイキッドな印象ですが、削ぎ落としが、激しいのだと思います。ここで普通だったら、ギターソロをいれる所やドラムのフィルとかを入れるというロックのお約束を、徹底的に省き、とりあえず勢いで、演奏します。極めてガレージパンクなノリですが、ベースがいないので、多分余裕をかますヒマが無いんでしょう。（ノリだけで行くので気を抜くとたちまち分解してしまう）そう考えると、極めてストイックな音楽です。ジョンスペ聴くと、牛心隊長を思い出しますが、多分、前衛ブルース教の修行僧なのです。彼らは。
　しかし、ボーカル、エルヴィス的だな（コステロじゃなくて、プレスリーのほうね）