原子心母のB面が好き ピンクフロイド

　何となく、色々考えたり迷走するのもつらくなって来て、小休止のつもりで、家のレコードライブラリーには数の少ない本物のプログレでお茶を濁してみます。でも、一時投機対象にしていたのでプログレは有ったはずなのに、ヤフオクで売ってしまって王道プログレは殆ど残っていません。なので、詳しくないし、殆ど書く事もなかったりするんですが今日はこのアルバムのB面みたいにゆったりした時間をお出かけで味わったので書いてみます。

　今日は、とっても久しぶりに、多分買ってから聴いていないくらいでしょうが、ご大層なA面も聴いたのですが、このアルバムのB面のアンビエント癒し系ロックな感じや、メロトロンは除いて彼らの演奏のフォーキーな感じがとても好き。なので、殆どこのアルバムはB面しか聴かないようにしていました。（レコードなんで実に簡単）それに実はデビット・ギルモアのスライドは結構苦手な部類に入ったりするのですが、B面のスライドは自然で良いです。

　このアルバムはブリティシュロック独特な湿った様な、それでいて粒のはっきりしたような、表現しがたい独特な音が、最高で、この録音技術というか、雰囲気はこの時代そしてアビーロードスタジオ特有のものですね。いや、これだからブリティッシュロックはやめられなかったりするんだよね。