ジャズロックな夜 もうロックかジャズかどうでも良いじゃん。グランド・ワズー

 毎日、会議や営業で疲れていますが、仕事スタイルが変わったことで、ポジティブに変化せざるを得ません。そう言う時はいつもなら異様に疲れるのですが、そうでも無い所が不思議であったりもします。でも、明日の為に短めにします。
 
 今日のプログレですが、反則だけどフランク・ザッパさん2回目の登場です。ザッパの場合、編集的名盤の時とロックな時とアバンギャルドな時と現代音楽的な時など千差万別で、それぞれをプログレと紹介しても良い様な気がしますが、なんと言っても、ジャズロックな時のハマり方はスゴいと個人的に思っています。GRAND WAZOO の他に、WAKA/JAWAKA やそして大名盤 HOT RATS など、ジャズロックなアルバムが沢山あるのですが、僕的にはこのアルバムのバンドアンサンブルがスゴい好きです。表題曲の完璧な演奏は唯一無比で、その完成度と迫力は多分渋さ知らズがこの地上に現われる迄、誰も真似の出来る物ではなかったと思うのです。

 そして、4曲目の EAT THAT QUESTION のジョージ・デュークのエレピとアイズレ・ーダンパーの手数の多いドラム、そしてザッパの最高に音の良いワウペダルがとても効果的なギター。ブラスも加わった最後の盛り上がりを聴いたら、英国、王道プログレも霞んでしまいます。こういうのが有るからロックやめられないんだよな。

The Grand Wazoo