KiKi 若いのに、とても洗練されていて、ブルース感覚を感じる。

 ほとんど、聴く音楽が、オールディーズな洋楽なので、Hip Hopと接点のない音楽生活を送っていて、10年前以上になるでしょう、アレステッド・ディベロップメントや、グルーのギャングスター以来かも、それぐらい久しぶりにヒップホップを買ったかもしれません。

 このアルバムの、YES という曲をラジオで聴いて、洗練されたグルーブと、ペンタトニックスケールで歌われる、KiKi のブルース感覚に満ちた、ボーカルにすっかり魅了されて、YAMADA電機でポイントが800くらいあったので、買ったのですが、
 買って正解。

 KIKIの唄はシャウトに無理がなく、とても、のびやかなんですが、金管楽器が鳴っている。つまり最大限の、共鳴のように声帯が震えていて、ちょっと、聞いた事のないような歌声になっています。
 比べるのが適当かどうかはわかりませんが、パキスタンのヌスラット・ファテ・アリ・ハーンのような、独特なこぶしのような歌い回しができ、しかもそれの音程が高い。
 ライナーを読むと、ゴスペルシンガーの家系だそう。なるほど。

 しかも、まだ10代。
 ヒットしているので、わざわざ僕が紹介するまでもないですが。注目です。

 とても、気持ちの良い音楽です。
 
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