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- 青山スポット3 フランス料理店 レ・クリスタリーヌ
- そうこうしているうちに、11時30分になっていました。骨董通りから少し外れた路地に入って歩いていると、長身の外人のフランス人っぽいおじさんが、蝶ネクタイをしめて歩いていました。多分その人の性格なのでしょうがこちらを見てちょっと微笑んでくれたので、微笑み返すと、その人の後ろにフランス料理店がありました。おじさんはその店に入っていったので、「ははん、この店のギャルソンなんだな」と思って、店の前のメニューを見てみると、ランチがデザート付きで1750円です。しかも、前菜のメニューが10種類、メイン料理が8種類、デザートも6種類もあって、豪華です。これで、1750円は安い。
迷いましたが、店は11時30分に開店したばかりでまだ誰もいません。こういう所に入るのに勇気の要らない得な人間なので、入りました。席は沢山あるのですが、12時からの予約があるみたいで、ちょっと、調整で待たされましたが、日本人のギャルソンにも親切に案内されて、席に着きました。調度がスゴい雰囲気があって、「おー青山やな」という感じです。メニューを、フランス人のおじさんギャルソンが持ってきてくれて、僕は、前菜をキッシュとサラダが同じ皿に乗っているものを選び、メイン料理は、子羊のパン粉焼きを選び、デザートはリンゴのタルトを選びました。「飲み物は?」と聞かれたので、グラスワインをと言うと、グラスワインもメニューから産地が選べます。多分外れが無いのでローヌのワインにしました。ただそれにするとグラスワイン代+400円くらいかかりますが、高級レストランの雰囲気で負けです。
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- さて、料理ですが、キッシュが素晴らしかったです。白身魚のキッシュでしたが、固くもなく柔らかくもない絶妙な食感とさくさくしていて、けれどしっとりした生地と白身魚の味わいがスゴくマッチしていて、しかもローヌのワインに合います。いろんな所でキッシュ食べましたが、その全てに勝ちます。
- メインの子羊のパン焼きですが、これは、ちょっとソースの酸味が僕には好きになれず、合格点どまりでした。
- デザートです。リンゴのケーキにクリームが付いて横にはリンゴのブランデー・カルバドスがついています。日本人のギャルソンが「ブランデーをクリームにかけて下さい、風味が増します。」と教えてくれました。そうして食べていると、フランス人ギャルソンが、「カルバドスはケーキにかけるのがフランス流ね」と言いながら、ケーキにそれこそドバーっとブランデーをかけてくれました。「おいおい酔うだろ」と思ったのですが。確かにこの方が美味い。うーん侮れないなフランス人。
- 総合的には、とっても満足で、最高なランチでした。最後に、フランス人のギャルソンとお話をして、田舎から来た事や、その店の変ったお皿の事なんかおしゃべりしてお友達になれました。とってもいい時間でした。
- ディナーも4000円からとリーズナブルだと思います。ランチでもとっても楽しめます。
- 行ったら是非、ギャルソン ジャン・リュック・ボーエさんとお話して下さい。とっても素敵な人でした。日本語も上手です。
- 大大お勧めです。
その他には東京にいた頃良く行った青山の場所として今回は行かなかったけど、学生時代よく行った原宿の古着屋VOICEとかはまだ有るみたいですね。木造の内装は無くなっているみたいですが、僕のお洒落の入り口だったので懐かしいです。
それに、美術館ワタリウム、ここで、ヨーゼフ・ボイスの展覧会を見た事は生涯忘れる事が出来ないと思います。暴力的なのに美しい芸術を見ようと思ったらここです。
今は、ナム・ジュン・パイク展をやっているみたいです。ナム・ジュン・パイクもすごく刺激的ですよね。世田谷美術館でのビデオ上映も忘れる事が出来ません。アバンギャルドって感じです。
音楽が坂龍なので、僕的には行きたくなかったので行かなかったのですが、お勧めです。ナム・ジュン・パイクで人生変るかもしれません。
久しぶりに沢山タイプしたので疲れました。
神宮前や、渋谷の事も書きたいので、それはまた後日です。