シャッター＆ラブ―10人の女性写真家たち―

　青山に行った後、飛行機までに若干時間があったので、渋谷のPARCOでやっていた、写真展を見に行きました。渋谷は昔と比べ変っているようでも、僕にとってはおなじみのセンター街や、パルコや東急ハンズやロフトなどは、変っていないので、道にも迷わす安心です。
　写真展ですが、流行通信の別冊である写真集の発売記念で開催されたようで、NIKEのコマーシャルフォトになっています。東野翠れんやアミタマリなど、名前は知っていましたが、他の人達はそれ程知らず新鮮でもありました。
　実は、僕の写真の理想の一つに、「女の子が撮るみたいな可愛くて、日常を切り取った写真」というのがあるので、（男には簡単に撮れない）とっても参考になりました。
　感じ方でしょうが、彼女達の写真は男性写真家に比べて、ピントや色合いというのは、完璧というのではなくて少し甘かったりするのですが、構図やその場の雰囲気を切り取るというのは、とても上手い気がします。

　でも、田尾沙織さんの天気の悪い日を狙った暗めだけど、色合いの濃い写真はとっても気に入りました。こういう写真とってみたいです。

　反対に、晴れた日の素直なプリントの柴田文子さんの写真も良かったです。

友人に、宮崎あおいちゃんのファンがいるので、この写真展彼にもお勧めなのですが、わざとだと思うのですが、被写体から離れすぎているような気がします。（距離を置いている）ちょっと作者の意図がわかりかねる写真でした。

そのかわりといっては何ですが、上野樹里ちゃんのファンにはとってもお勧めです。写真集買った方が良い。この写真展の中でのモデルとしての美人度はともかく被写体としては最高っすね。すっかりファンになってしまいました。