BOOK

渋谷君 牛には毛が生えているのだよ

Amazon マーケットプレイスで売れた本ですが、売れないように高値にするのを忘れ売れてしまって、地団駄踏んだ、本。 ロッキングオンの読者だったのは遥か昔で、僕は渋谷の言う、70年代ロックスノッブな、新左翼にかぶれた、唯物史観の亡者、ミュージック…

シャッター&ラブ―10人の女性写真家たち―

青山に行った後、飛行機までに若干時間があったので、渋谷のPARCOでやっていた、写真展を見に行きました。渋谷は昔と比べ変っているようでも、僕にとってはおなじみのセンター街や、パルコや東急ハンズやロフトなどは、変っていないので、道にも迷わす安心で…

柳沢桂子

彼女の般若心経の現代語訳は、僕には、誰の解説よりも何故か馴染みの深いものでした。四国では、空海のおかげで、真言宗多いのですが、かくいう僕の実家も真言宗です。般若心経は法事の度、唱えていて子供の頃にもう暗記してしまったくらいなのですが、内容…

屋号が決まりました。

アマゾンマーケットプレイスの売上が少し落ちています。なので、屋号を考えていたのですが、今日決まりました。 「リサイクル書店 宇論堂」です。 これからもよろしく、 宇論堂の、ブログは、別のサイトにしようと思っています。(どこにするかいまは検討中…

春の雪

明日は、家族みんなで映画を見に行く予定です。何を見に行くかは決めたのですが、明日から先行上映しているハリー・ポッターは混みそうなのでもう少し後にします。 映画の事は、明日にするとして、明日の映画館の上映スケジュールを見ていると、明日見に行く…

カルト王とバカの瞬発力

はてなはこういうのを、予告無しにするんですね。おもろいので、今日だけいろいろためしてみることにしました。読みにくくてごめんね! で、今日の本題ですが、休みの間せどりで買った一番下層に思える本を読みまくるということをしようと、思ってたので、(…

共同幻想 分裂症 コンプレックス 僕等の問題 岸田秀 「官僚病の起源」

岸田秀は人間は本能の壊れた動物であり、幻想や、物語によって行動しているに過ぎないと書き、精神分析的な観点から唯幻論を展開していてセドリ生活の中でもとても人気があってよく売れるタイプの評論家ですが、この本では、歴史についても唯幻論で解明しよ…

余計な心配 大江健三郎賞

なんか、しないと決めていた時事ネタに堕している(つまりとても楽で、無責任なので、快楽的)気もしないでは無いですが、ちょっと気になったので書いてみます。朝テレビで大江健三郎が一人で選考委員になって刊行された本の中から選ぶ文学賞を作ったという…

体内時計 寺島しのぶ

せどりをしていると、普段は絶対に買わない本を、読んだり、買ったりする事が出来るので、止められない魅力があります。この本も、そうでした。加藤ローサの本と同じ高橋ヨーコさんの写真に惹かれて、買いました。 寺島しのぶさんは、テレビでは時代劇に出て…

田口ランディ できればムカつかずに生きたい

小説「コンセント」に至るまでの、彼女の考え方や生活の事が書かれていて、「コンセント」を読んだ後に読んだので、すっと心の中に入ってきました。彼女の文章を読んでいると、セラピーを受けた様な感じがして読後にすっきりとした気分になります。男性の多…

生活はアート パトリス・ジュリアン

最近、ふしだらな生活(夜更かししてしまうこと)を続けていたので、精神が硬直していたみたいです。この本を読んでいて、特に感じました。自分で限界を設けて、仕事に食いつぶされないようにしていたので、何が自分にとって自由なのか、好きなことをしたい…

 田口ランディ コンセント

世界を意識するという事は、無意識を解き放ち、変容する自意識を、世界につなげていくことによって、存在としての自分を解放してく過程の中で、世界をみる事が出来た人間のみの特権なのかもしれません。ラストはあまり感心しないものでしたが、昔自嘲的に「…

夏休みももう終わりになろうとしています。家の子供は、今日のサザエさんのカツオ君のようにはならずに済んだので、ほっとしていますが、最近の夏休みの宿題読書感想文には、なんと、親が記入する欄があります。同じ本を読んで、感想文を書かなくてはなりま…