牛心隊長のいたこブルース。

26日頃から風邪をひいていました。

水曜に一日休んで静養したのですが、木曜の夜から咳が止まらなくなり、
恐れていた、喘息の発作が軽く出てしまいました。
人間って、微熱が長く続くとしんどいのですが、37.1℃の微熱が出てそんな状態が長く続いています。


まあ、とはいっても、少し動くとしんどかったり、普通に出来る事が、時間が
かかったりするだけで、咳さえ出なければ、頭は正常に働くし、パソコンの前で
こうやってブログ更新することも出来ますので、御心配なく。

 こんな、しんどい時に聴きたくなるのが、サイケ(それ、何時もだろ!!)なんですが、
飲んだ喘息薬の気管拡張させるための普通の風邪薬の量ではない覚せい剤エフェドリン(法律ギリギリ○○mg)や合法ドラックの王者咳止め薬コデインの大量摂取のせいでこういう音楽を聴きたくなった可能性も否定出来ない、春の夜中だったりして。はははははは。
 

冗談は、さておいて。



 最近、砂漠のブルースと呼ばれるものが注目されているようですが、アフリカの複合リズムが、牛心隊長のブルースのようにポリリズムになっていて、なんともいえない迫力になっているよう。


 でも、この、牛心隊長のブルースは、砂漠というより恐山のブルースのようです。ボーカルを、ファズで歪ませ、いたこの口寄せのように、常人にはわからない「ニウミ、ニウミ、ニュン、ウィン、ヨン、ヨン、ヨン、ワヨ〜ン、」というような言語を発します。
そして、Shineiという、正体の良くわからない、エフェクターの音が死霊(しれい)のように響きます。音楽的にはオーソドックスなブルースなんだけど、このアルバムは不気味で怖い。


風邪をひいた時や、疲れた時に金縛りに会うジンクスがあるので、何も出なければと願う、夜半の春です。


The Mirror Man Sessions